写真に効く本の話
夏も過ぎ去り、まもなく秋ですね。
写真の撮れ高も高まる季節ですが、今回は読書の秋ということで、写真を撮るうえで大きく影響した本の数々をご紹介。
永遠のソール・ライター
みんな大好きソールライター。オシャレなNY の日常をオシャレに切り取った作品の数々、落ち着いた彩度の中にも目を引く色があり、そこまがまたオシャレ!
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
「写真の学校」の教室
カメラ系のHow to本も数多くありますが、撮影の基本はこれ一冊あれば十分。
発売日が少し古いで、フィルムカメラ中心の記載ですが、カメラの原理原則は変わりません。カメラの事を体系的に学ぶならおすすめの一冊。
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
デジタル写真の色を極める!「写真の学校」
こちらも同じ写真の学校シリーズ。 先の本はカメラ本体のHow toだったのに比べて、こちらはデジタルデータ、特に「色」の話。 ヒストグラムやRBG、CMYなどRAW現像やレタッチに役立つ知識が満載の一冊。
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
Aircraft:the new anatomy
ヒコーキの写真といえば、青空を背景に悠々と飛んでる姿をイメージしますが、タイトルの通り、ヒコーキの解体新書(?) 工業製品としての航空機特有の曲線美と質感は美しいの一言。ついつい魅せられます。
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
若冲 JAKUCHU
絵の知識はあまりないのですが、若冲の作品を見た時の衝撃的でした。 身近な動植物の描写が活き活きにも見えるし、儚くも見える。こんな繊細な描写される方が江戸の時代にいらっしゃんですね。 若冲さんがカメラを持っていたらどんな写真を撮るのだろうか…。
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
陰翳礼讃
書籍の内容は写真関係ないですけど、読んでいくうちに和の様式美を頭の中に描写し、イメージする事で、撮影時にも被写体をどう撮るか、美しさをいかに引き出すかのトレーニングになります。
まだ読んでない人は是非読んでみよう!
写真と読書って親和性がとても良いと思っています。
それはいわゆるHow to本や写真集だけでなく、小説や随筆本も同じで、特に最後に紹介した陰翳礼讃は普段から目にする何気ない空間をどの様に美しく見せるのか、という考え方を教えてくれた一冊です。
皆さんも秋の夜長に一冊如何でしょうか
それではまた。